ゴールデンウィーク大掃除&改修大会

連日多くの観光客が来島され、にぎわいを見せていた男木島のゴールデンウィーク。

ゆったりと休暇を満喫されている方々を横目にしながらも、夏季オープンをめざす男木島図書館には待ったなし…!

ということで今回は、5月2日、3日、6日の三日間にわたって行われた大掃除&改修作業の様子をお伝えいたします!

 

お天気に恵まれたこともあって、引き続き家周りの整備に力を入れました。

前回までの作業で地表を覆い尽くしていた雑草やツタはおおかた取り除けましたが、地中にはかつてここに立っていた納屋を取り壊した際に埋まった屋根瓦や日用品がわんさか残っている状態…。

農具を巧みに扱いながら、手作業でひとつずつ掘り起こしていきました。

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「土の香りって、なんだか落ち着くなぁ〜」と和やかな雰囲気で作業は進みますが、腐葉土と化した土をどんどん掘り下げると威勢のいいミミズが不意にひょこんと顔を出します。

ミミズの苦手な大人はぎゃーぎゃーと喚きながらも頑張っていたのでした(笑)

そんな大人をよそ目に、ミミズに限らず子どもたちは地中から見つかるお宝に大興奮です!!

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土の中からお宝発見!かつて機織りに使われていた部品のよう。こうした出土品からむかしの島の人の暮らしを感じます。

 

とは言っても、しゃがんだ姿勢をキープしてひたすら土と向き合うのはなかなかにしんどい作業。

息抜きも大事だと、お昼ご飯にはブルーシートを広げてあたたかい手料理をみんなで囲みます。こうして根を詰めすぎないあたりが男木島らしさなのかもしれません。

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おにぎり、豚汁、茎若芽…おいしいお食事に自然と顔がほころびます。

 

そんなスタンスながらに三日間地道に作業を続けた結果、表の庭はこんなにもすっきりと変貌を遂げました…!

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きれいになった表の庭と掘り起こした瓦の山を眺めて、まだまだ先は長いながらも着実に一歩ずつ思い描く完成図に近づいているような感覚を覚えて、うれしさと達成感がこみ上げてきたのでした。

こうした気持ちを共有できる仲間がいることが、何よりの財産でありわたしたちのパワーの源となります。

 

ふだんはお掃除部隊のメンバーのほとんどが男木島在住の若者(以下、図書館メンバー)ということが多いのですが、ゴールデンウィーク様様で遠方から図書館メンバーの友人の皆さんにたくさんお集まりいただけました。

それぞれの友人がこの場で出会い、ゆるやかにつながっていくしあわせの風景に、本という媒体を通して人と人の出会いの機会をつくりたいという男木島図書館のミッションを再認識したのでした。

お手伝いにお越しいただきました皆さま、本当にありがとうございました!ぜひまた一緒にアツい汗を流しましょう〜!

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5月2日のお掃除部隊の皆さま。昨年男木島へUターンした図書館メンバー・福井家と親交深いご家族さんが大阪から、今春に単身移住を果たした図書館メンバー・齊藤の大学時代の友人が高松から参加してくださいました。

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5月3日のお掃除部隊の皆さま。2日のメンバーに加えて、はるばる東京より福井家の友人の方にもご参加いただけました。

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5月6日のお掃除部隊の皆さん。いつもの図書館メンバーと、男木への移住希望者で最終日頑張りました。

 

今後も随時ボランティアとして図書館づくりにかかわって下さる方を募集しております。

毎週末何かしらの作業を行っていく予定ですので、ご関心のある方は下記フォームよりぜひともお気軽にお問い合わせください。

心より皆さまのご参加をお待ちしております〜!

 

ボランティア参加メールフォーム

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