路地から図書館の敷地に入るまでの間にある急な坂道。
十数歩あれば十分上り下りできるほど距離は短いものですが、ご年配の方の足腰に負担になったり雨降りなど足元の悪い日にはお年に関係なく滑って転んでしまう人が出てしまったりするのではないかと、図書館をこの場所につくると決めた日から何かと気がかりになっていたポイントでした。
どうにか対策をと思いながら館内のメンテナンスに精一杯で延び延びにしてしまっていたところ、先日高松北ロータリークラブの皆さまより手すりをご寄贈・設置いただくことができました。
ご年配の方や小さなお子さんでもしっかりと掴みやすそうな少し低めの取り付け位置に、ロータリークラブの皆さまのあたたかなお心遣いをそっと感じます。
この手すりがこれまでは図書館に足遠かった島の人が通りがけに「ちょっと図書館寄って行こうかな」と思ってくれるきっかけにもなりそうな気がしていて、こんなに素敵なプレゼントをもらってしまって良かったのだろうかと恐れ多くなるほどありがたい気持ちでいっぱいです。改めまして高松北ロータリークラブの皆さま、この度は格別のご厚意を本当にありがとうございました。
とかく図書館というと内部に目が行きますが、こんなところに気配りをしてくださってのご支援は嬉しいですね。これも図書館を大切に思って活動されている皆さんのご努力が日の目を見たということでしょうか。