今日から瀬戸内国際芸術祭が始まりました。そして図書館にもありがたいことに島外向け開館はどうなっていますか?との問い合わせを多くいただいています。
結論から言うとゆるっと島外向け開館を再開しようと思うのですが、少しその前に近況報告をさせてください。
まず、館長にあまり元気がありません。別に自分が特別に感受性が豊かだとかは思っていないのですが、ここ2年間のCovid-19をめぐる色々な話にとても疲れてしまっているみたいです。誰とも争うことなく、この小さな島で本に埋もれて一人で居れたら満足だと思うくらいに疲れ果ててしまっています。
でも同時にこの「小さな島で本に埋もれて一人で居れたら」と思うこの場所を、同じく疲れ果てちゃってる人たちに提供できたらとも思うのです。
ちょっと違う言葉だったかもしれないけど男木島図書館のことを「地上で一番の安全地帯」的に言ってくれた友人が2人います。
島の人たちには変わらず本を提供しつつ、誰かの安全地帯でいれるなら、その役割もちょっとは持てたら良い。
だけど、私はなかなかに疲れ果ててしまっている。というわけで、一緒に図書館をしてくれる仲間を増やして、たくさんじゃなくゆっくりと開館します。
そもそもここまでの道のりもたくさんの人に手伝ってもらって辿り着いたのでした。そして今回、新たに香川大学生が男木島図書館を運営してくれることになりました。
その香川大学生のプロジェクトチーム名はここぢからと言います。TwitterとInstagramをリンクしておきますね。
昨年度、国交省のスマートアイランド推進実証調査の中で、男木島の教育に関するプロジェクトを一緒に進めてくれていたメンバーです。男木島図書館をホームにしつつ男木島にもっと関わっていけたらと手を挙げてくれました。
そんなわけで今は空気が抜けた風船みたいになっている館長ですが、そんな仲間たちの力を借りつつゆっくり開館します。
4月5月の開館日は決まっているものは以下です。時間は13:00から17:00を予定しています。
4月23日、29日、30日
5月4日、5日、14日
それ以外の日でも、元気があったら開館するかもです。もう春のタイミングでは「開いていたらもうけ」ぐらいに思ってください。道の下の看板に開館するときはOPENって書いています。それときっとTwitterやInstagramでもお知らせすると思います。
晴耕雨読という言葉が好きで、男木島はその言葉が似合う場所だなと思っているのですが、今は自然のお天気だけでなく、自分のお天気にも合わせての開館です。
という本当にゆるゆる運用なのですが、島外向け開館再開しますのお知らせでした。