あの時の音。
今年のことは今年のうちに第二弾、8月6日にあったオビカカズミさんの個展と合わせての樽木栄一郎さんのライブのノートです。
台風が接近する中、台風よりも一足先に男木島に辿り着いた樽木さん。
響きを確かめながら、図書館の中でギターを奏でます。
館内の吹き抜けの部分とそうでない部分、「音の広がりが違う」って考えたらそうなのだけど、改めて言われて聴いてみたら、ハッとするぐらい違いました。
音で確かめる図書館の創り。
ライブの始まりはゆっくりと。曲の合間にお話くださることも楽しくて。あちこちで弾いて歌っている中のエピソードを聞いていると、歌とともに私たちも旅したような気持ちになりました。
暑い夏を忘れさせてくれるようなひと時でした。
夏を懐かしむように、樽木さんの音はCDで図書館で時々流しています。心地良いギターの音が聴こえてきたら耳をすませてみてください。
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雨に濡れる5000冊の本。瀬戸内海に浮かぶ男木島図書館を守りたい