トナカイさんの写真と詩の展示「五月の虹」開催のお知らせ

真っ白な表紙の写真集と光みたいな写真たちを携えてトナカイさんが男木島へやってきました。

もう既にたくさんの人がトナカイさんの呟きで展示があることを知って楽しみにしてくださっているようなので、ここでは少しだけ私の言葉でトナカイさんの紹介をしようと思います。

柔らかな光の中に芯がある写真。どこにでもあるようでここにしかない風景。トナカイさんの写真を見ているといつも「本当はわかってる 二度と戻らない美しい日にいると」という歌詞が思い浮かびます。
今は刹那だから美しくて愛しい。でもそれは日常というものに埋もれて、つい慣れてその感覚を逃してしまいそうになる。日常の美しさを戻らないものだと気づいてとどめようとする。トナカイさんの写真は、ただ優しい写真ではなく、その失うことを知っているということ、知っているからこその狂おしいほどの世界への愛しさと少しの諦めが閉じ込められているように感じます。

今回のトナカイさんの写真は島の写真ではありませんが、世界の感じ方が近しいように思っています。

島では思いがけず変わるということが多くあります。自然によって、あるいは人の手によって。風景も命も。
都会に住んでいた時に、ある日ぽっかりとできた空き地に以前そこがどんな建物だったか思い出せないことがありました。島ではそんなことはありません。何か変わった時に以前それがどんなものだったかしっかりと覚えています。
それは、その世界への愛着に似ているように思うのです。

トナカイさんの写真と詩の展示「五月の虹」は9月14日から来年3月15日までの展示となります。とても長いのですが、良かったら季節を変えて会いにきてもらえたらとも思っています。
自分で言うのもなんですが、男木島図書館は冬に薪ストーブにあたりながらのんびり過ごすのには、なかなか良い場所ですよ。

季節によって開館の日時が変わりますのでお気をつけください。
(9月14日、15日、16日はトナカイさん在館予定です。)

9月14日〜9月27日 金土日月のみ 11:00〜17:00 開館
9月28日〜11月4日 毎日 9:00〜17:00 開館
11月5日〜3月15日  金土日月のみ 11:00〜15:00 開館

島の用事などで急遽開館予定が変わることがあります。その際はTwitterFacebookinstagramでお知らせしますので、そちらもどうぞご確認ください。

この展示は今年のはじめにトナカイさんが写真展をしたいと考えクラウドファンディングで資金を募り、東京、仙台から続く巡回展の一節です。
写真集の販売とあわせて、展示されている作品はご購入いただけますので、ご希望の方はスタッフにお声がけください。

東京の展示が始まる際にトナカイさんが書かれた「展示をする、その理由」も、すごく良い文章なのでリンクしておきます。


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